モドル


部屋を借りる

賃貸物件を探して借りてみる

Q. どういう人向き?
A. 中・長期滞在者に向いてると思います。
夫婦(または家族)で中・長期の滞在がしたい。他の人と一緒の生活ではなく、自分達だけのプライベートな生活を送りたい。という希望が実現。
シェア生活をしたいが生活用具一式は揃っているので、自分が部屋を借りて、シェアする人を募集したい。という希望が実現。
Q. 何から始めたらいいかな?
A. 不動産屋(Real Estate)さんへ行くのが一番だと思います。
不動産屋さんに行く前に、住みたい希望のサバーブや駅名などを決めておくと範囲が絞れていいかも。
不動産屋さんは街のあちこちにあるので、近くの不動産屋へ直接行って、部屋を借りたい旨と住みたい地域の名前を言うと、テナント募集中の部屋を見せてくれます。
私達の時は、いくつかアパート(フラット)の住所とそこの鍵を貸してくれたので、自分たちでそれぞれの部屋を見て回って決めました。
Q. 住みたい部屋が見つかったら?
A. 契約に入ります。
契約の際はボンド(敷金)・最初の週の家賃を払って契約期間を決めます。
ボンドは家賃の4週間分でした(こっちの家賃は週払い。もちろんまとめ払いもできます)。契約期間は6ヶ月と1年があって選べます。
Q. 知っておいたら良い事ってある?
A. ありますよ。私の経験からいくつか挙げてみます。
もし後でシェアメイト*を探そうと考えているのなら、シティからも近いサバーブで、お店やバス停が近い所。シャワー・トイレがEnsuite(オンスイート:メインベッドルームについてる専用シャワー&トイレ)も含めて2つある物件とかはGOODで、シェアメイトも見つかりやすいかも。フラット(アパート)なら洗濯物干しの数とか日当たりをチェック!たくさんの人が住んでるのに、すごくちいさな物干ししかないと洗濯しても干せない(特に週末は集中する)し、日当たりが悪いといくらブリスベンでも冬場は厚手の物は乾きにくいです。日本みたいにベランダに干すのは基本的には不可らしいです。
それと通り(Streets)ですね。交通量の多い通りに面してると便利だけど、結構車の音は気になります。TVのボリュームも自然と大きくなるしし、これもチェックした方がいいかも知れないです。車をお持ちの方は、家の前の通りが左右どちらにでも出られるかどうかもポイントです。大きい通りだと中央分離帯があって、左には行けても右には行けず、遠回りをしないといけない所もあります。
最初に決める【契約期間】の注意。例えば1年と契約してしまうと、個人的な理由で引越しがしたくなっても、その契約期間を満了してないと次の人が見つかるまで家賃は払いつづけないといけないらしいです。なので、場合によっては短めに6ヶ月で設定しておくのもいいかも。
Q. コンディショナル*リポートって何?
A. 
入居したら、3日から1週間以内にやります。どういう物かというと、自分が入居する前からあった家の中の傷や壊れてる所・汚れを明記するものです。不動産屋さんがフォームをくれますので、家中をキッチリ隅々までチェックして、そのフォームに書き込んで、また不動産屋に返します。これをきちんとしないと、元々あったシミや汚れ、破損なのに、あなたがやったとみなされて、引っ越す時に預けたデポジット(頭金)から差し引かれてしまう可能性も・・・。こっちは特に問題が無ければ、全額デポジットは返ってきます。
Q. 電気・ガス・電話はどうすればいい?
A. 
これはそれぞれの会社に電話して「使えるようにしてください」と言えばいいので簡単。賃貸の場合、そのフラット(家)の実際の持ち主が水道代を払っているので水道代金は請求されません。
ガスはOrigin、電気はEnergex、電話はTelstra。電話番号は電話帳で調べます。
Q. シェアメイトってどうやって募集すればいい?
A. いくつか方法があります。私の経験からいくつか挙げてみます。
インターネットの掲示板で募集したり、街中(日本食レストランとか韓国料理レストランとか)の掲示板・大学の掲示板に“フラットメイト募集”の紙を貼ったり、新聞に載せたりします。
募集する時にはフラットの特徴を書きます。地域名・空き部屋の数・そのフラットに住むメリット(バス停が近い等)・家賃(相手に払ってもらいたい金額)・光熱費(折半かどうか)・自分の希望(NonSmokerとかキレイ好きなど)とか。それと自分の連絡先も忘れずに!
掲示板に広告を貼る場合に良くやるのが、手作りの募集の紙の下に自分の連絡先(電話番号)をたくさん書いて(縦書き)、1つずつ切り目を入れてあるもの。それを掲示板に貼っておくと、募集を見て興味を持った人が、その電話番号の部分を切り取って持って帰れる仕組み。それなら手元に紙とペンがなくても大丈夫でしょう。
Q. 募集を見た人から連絡が来たら?
A. “私ならこうする”という例です。
まず、自分と相手の都合の良い日時を決め、空いてる部屋(貸したい部屋)を見に来てもらいます。募者が家を見に来たら、改めて契約の確認や、上手く付き合っていけそうな人か、信用できそうか観察した方がいいですね。確かに第一印象だけでは難しいけど…。それと家賃を払ってもらう上できちんと収入源があるかとか、絶対やめてもらいたい事、こっちが相手に出て行ってもらいたい時には ○日(○週間)前に伝えるとか、(相手が)出て行く時は○日(○週間)前に自分に伝えてもらいたいとかも大事な事なので決めたらいいかも。
実際に不動産屋からその家(アパート)を借りてるのは自分なので、シェアメイトが汚した・壊したも自分の責任になります。なので、その辺はきっちりシェアメイトと話合う。
それから、部屋に置いてる物は自分の物ばかりだと思うので、使って欲しくない物、気をつけて欲しい物もキチンと伝える。
自分がシェアメイトを募集する側の利点としては、自分の希望を通せるって事ですね。
Q. ところでシェアメイトって何?
A. 
簡単に言うと“1つのアパート(または家)に一緒に住んで家賃・高熱費などを折半して共同生活する仲間”ですかね。
一人でアパートや家を借りると結構な負担ですが、数人で借りる事によって負担も軽くなるため、便利な場所に住める可能性も高いです。
基本的に各自部屋は確保できるのでプライバシーも守れるし、一般的に食事・洗濯などは各自でするので一人暮らしの様に気楽に生活できると思います。
短所はプライバシーはあっても、やっぱり共同暮らし。シェア出来るものはシェアする場合が多いと思うので、自分とあまりにも生活の習慣・ペースが違う人と暮らすと困る事もあると思います。例えば食後使った食器を洗わない人・洗い方が雑でも平気な人・全然掃除をしない人との生活ってちょっと難しいかな。それから例えばトイレットペーパーとか食器用洗剤とかは共通で買ってるのに、相手は気にせずバンバン使っちゃう人で、折半にするには割りに合わない人とかも困るかなぁ。




内容は【個人的意見/経験】です。
実際に賃貸物件を探したり、借りたりする場合は、ご自分でも良く調べて、
ご自分の責任で行ってください。